「体重が増えてから、いびきが大きくなったと言われる」「しっかり寝たはずなのに、朝すっきりしない」「日中眠くて、集中力が続かない」「血圧の薬を飲んでいるのに、なかなか下がらない」
このような症状の背景に、睡眠時無呼吸症候群が隠れていることがあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に呼吸が何度も止まったり、浅くなったりする病気です。
いびきの病気と思われがちですが、それだけではありません。
眠っている間に何度も酸素不足になることで、体は十分に休めず、血圧や心臓、血管にも負担がかかります。
体重増加は、睡眠時無呼吸を悪化させる大きな要因のひとつです。首まわりやのどの空気の通り道が狭くなり、いびきや無呼吸が起こりやすくなります。
一方で、睡眠時無呼吸は肥満の方だけの病気ではありません。やせている方でも、あごの形、首まわり、鼻づまり、飲酒、加齢などが関係して起こることがあります。
また、睡眠時無呼吸があると、眠りの質が悪くなり、日中の眠気や疲れやすさにつながります。その結果、活動量が落ちたり、体重管理が難しくなったりすることもあります。
つまり、肥満が睡眠時無呼吸の原因になるだけでなく、睡眠時無呼吸そのものが生活習慣病を悪化させる要因になることもあります。
当院では、いびきや眠気だけでなく、血圧や不整脈、心臓への負担も含めて、睡眠時無呼吸を評価します。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
